家族 できるまで一服を

あてのない避難所生活を多くの人たちが強いられています

みんなふるさとがいいのは、決まりきっています

でも、巨大地震から2週間が経ち
被災者が寒さと疲れから患者に変わりつつあるのです

さらに今回の大震災はあまりに
被害が甚大で広範なものですから
県とか市の守備範囲を圧倒的に凌駕しています
いわんや個人の精神力ではいかんともし難いのです

仮説住宅と言っても
魔法ですぐに建設される訳でもありません

ほんの一か月もすれば、十分安全な場所に
仮説住宅ができるでしょうに、
その間の徹底した一時退避を国が主導しないのは
戦時中を思い出させます

激戦の最前線に兵を送り出したまま
何の後方支援も与えず、ただガンバレ・ガンバレといったって、
ただの見殺しにしか見えません

がんばろう日本とか、がんばろう東北といっても
救える命すら見捨てる合言葉にしか聞こえないのです

「いのちを守りた〜い」と言っていた前首相は、今いずこ?