法事 以前に循環彷徨というのを

聞いたことがあります。

人間が砂漠や大海原でさまよって、
やみくもに突き進むと必ず左右どちらかに
偏って進んでしまうそうです。

ということは、本人はまっすぐ
一直線に突き進んでいるつもりでも、
どんどん、どんどん逸れていって
いつの間かに元にいた場所に大きな円を
描いて戻ってくるというのです。

しかも必ず利き腕の方に大きくカーブ
していくそうです。得意になって落とし穴
にはまります。

生きている限り、その落とし穴を
逃れられません。細心の注意をはらって
まいりますが、行き届かない場合は、
びしびしとご叱責を賜りますよう
お願い申し上げます。

追伸・写真は、今日のお参り先で庭の木に
巣を作って卵をあたためるハトです。
ちょっとやそっとでは微動だにしません。