つい先ほどNHKでやっていました。
はつらつ住職の方は東本願寺ですが、
いわば西本願寺は本家のようなもの。
また世界遺産ですし、国宝もたくさんあるので
興味津津で見ておりました。
400年前の人々の驚くべき智慧が
そこに結実しています。
屋根の端っこに曲がった松の巨木を
使って何トンもの屋根瓦の重量に耐える
しくみをしていたり、
地震に強い「軒柱」を何本も立てていたり、
耐火にすぐれた何年も寝かせて
藁が分解され強度を増した土壁など。
科学が発達していない江戸時代に
とっても理にかなった建築が施されていたのです。
しかも機械のない時代に
すべてが人力によってなされていることには、
執念を感じ驚くばかりです。