遺作が「桜桃」だったので、太宰の命日を桜桃忌と言います。
誰しも一度は太宰にはまる時期が
あるのでないでしょうか。
私も学生時代、人間失格などに
はまりました。
恥の多い一生でした。…
ではじまる短編です。
最近は、若い女性たちにも
人気があるのだそうです。
生誕100年に当たるそうで、
太宰人気はまだまだ衰えることを知りません。
芥川に憧れ、夢破れ職業作家として親しみやすい
作品を残し、最後は自分を題材にした赤裸々な作品を
次々世に送りました。
一人の人間の上に起ることが、いかに普遍的であるかを
教えているようです。
なんまんだぶ・なんまんだぶ。