なんの数字か分かりますか?
昨日、石を抱く犬を紹介しましたが、
今日のクローズアップ現代で、ペットの悲劇を
伝えていました。
なんと年間、保健所で殺処分される犬の数が
10万匹です。
ペットとして飼われている数は
1300万。つまり日本人の9人に1人は
ペットを飼っているのです。
その中の1%弱が毎年保健所で
殺されているそうです。
驚くべき数字です。
主な理由は経済的に苦しくなり飼えなくなった。など
ペットの業界も1兆円市場と言われ、
生後60日以内でないと売り物にならないとか。
なので、若い成犬にどんどん子供を産ませて
体がボロボロになるまで使い古し、何のケアもせず
病気になったり弱ったりしてもほったらかしで、
最後は保健所で処分してしまうのだとか。
恐ろしい世界の実態が浮き彫りにされてました。
熊本の保健所では、捨てる人をなんと思いとどまるように
説得したり、引き取ったペットをネットに掲載して
里親を探したりすることで、殺処分を従来の10分の1にまで
減らしたそうです。
里親希望の方がいても、すぐに引き渡すことなく
保健所でどんな殺処分がなされているかのビデオを見せられ
責任を持つようにしてもらっているのだそうです。
この殺処分、安楽死などと言われていますが、
とても安楽な死に方ではないらしいです。
大事にせんといかんですよ!