法事 一匹の小魚をめぐって

争っていました。

用水路を泳いでいた小魚を
鷺がくちばしでつかんで道に放り出しました。

さぁこれから食べようというところに
カラスがやってて、これはごちそうだと
横取りしてしまいました。

カラスがついばんでどっかに持って
ちゃいました。

それを鷺が「それは僕のだよう」
といった感じで、追っかけましたが
カラスには勝てません。

自然の中の競争を垣間見ました。

「互いに相咬み合う」
こういってゴーダマ・シッダルダは
出家しました。