全ては、この日から始まった気がします
当時、東京で先輩・後輩と
うだうだ過ごしていたところ
一本の電話がなりました。
誰かと思ったら
東京在学中には一度も電話を
よこしたことのない妹でした
こちらも電話など彼女にしたことなく
妹の第一声が「ケンジ兄ちゃん、驚いたらいかんで」
だったので、とうとうかと腹をくくったのが
ついこないだのことのように思い起こされます
そこから高松へ帰り住職になり早20年
作家・山崎豊子氏が言ってましたが、
どんな人も自分の一生について書けば
一冊の本ができると
そりゃ、そうにちげーねぇーです
走馬灯のように
いろいろなことが脳裏をよぎります
20年。
親鸞さんも比叡山に登って出家して
比叡山を下りて出ていくまでちょうど20年
この時間の重み分かる気がしますなー
しみじみ・しみじみ