法事 蛤御門の変が起こりました

「はまぐりごもんのへん」です

長州が京の天皇を奪還するべく挙兵し
あえなく薩摩に撃退され
京の町の多くが焼き払われた
クーデター事件です

この時に、私たちの本山である
東本願寺も焼き払われました
たぶん徳川幕府の庇護のもとにあったからではないかと思います

龍馬伝にもありましたが
町中が焼き尽くされ、途方に暮れる状態だったのでしょう

そこから約30年後明治28年に再建された東本願寺
昨年百十数年ぶりに改修されました

そう言えば、来月7月4日は高松空襲
旧市内のお寺も焼き払われました
徳成寺もそれから十数年して再建され
早五十年が経とうとしています

戦争の惨禍と再建そして改修とお寺の歩んだ道のりは
決して平坦でなく深くて重いことが歴史から浮き彫りになります