早く楽になりたい、問題を解決したい
そんな誰もが持つ欲が一番の落とし穴かもしれません
問題を延々と先送りする必要はありませんが
なんでもサッサと解決するのが必ずしもよいとは限らないようです
ツアーファイナルで
ジョコピッチを追い詰め
あと一歩で形勢を逆転させるという重要なショットで
錦織圭選手は、早く勝ちたいばっかりに焦って
ミスショットしたと言います
マイケル・チャンコーチは
あの場面は攻めてはいけない場面
と話しています
昨日の日本代表とパレスチナの試合でも
岡田元代表監督は、遠藤選手のなんでも
前が空いたら攻めるのでなく、時間帯やゲーム展開によって
軽くいなすことのできるゲームマネジメントの判断力を高く評価していました
行け行け、ドンドン
右肩上がりに越したことはないわけですが
その欲望に流されずに、コントロールして最後に笑う忍耐
これが自分を信じる究極の姿の一つのようです
