家族 甘茶の恩義

所用でお仏壇屋さんへ行くと
そのお仏壇屋さんは毎年店の前で
4月の第一土曜日頃に花まつりをやっていて
お釈迦様の誕生像に甘茶をかけてお祝いしておられます

なので今度4/5に徳成寺でも
初めて試みる花まつりのことを教えてもらいました

するとお仏壇屋さんの彼は
店の奥から実物の甘茶の茶葉を持って来て
「これ使って下さい」とのたまいました。

え〜ッとびっくりしていると
しばらくして、メモ用紙に
1リットルの水に対して、何グラムの甘茶の葉を入れて
何分煮出すといった内容を書いて手渡してくれました

これにはさらにびっくりしました
まだ30才前後の彼に、プロの仕事を垣間見ました
甘茶の恩義は忘れません、一気に彼のファンになりました

こういうふうに彼を育てたお店も
商店街で何代も続いてきただけあって、とっても立派だと思いました
こういう仕事を当寺でもやっていきたいです。