高松の中心部のお好み焼きなら、
多万藻かふみやか多美屋かと言ったところだが
とうとうこの度、多万藻が閉店してしまった
その情報を門徒さんから
聞きつけて、本日お店の前を通ってみると
ご覧の通りの張り紙がしてあった
本当に閉じたんだ!?
50年も続いた店
私が最初に行ったのは
中学生ぐらいの時姉たちに連れて行かれたのが
キッカケだった
もうあの多万藻焼きが食べられないのか
と思うと、もういっぺん食べておきたかったと思います
さて、この情報を教えてくれた門徒さんは
私より若干年下で、多万藻のメニューである「そば焼き ミモレ」
あるいは「うどん焼き ミモレ」の「ミモレ」ってなんなんやろ?
と疑問を口にしていました
30年以上前から通っている私は
実は「ミモレ」に違和感がなかったので
その理由を説明してあげました。
「ミモレ」とは、当時流行った自転車のことだと。
当時は、小さなタイヤのママチャリか、行商の方や
紙芝居を荷台に積んでいるような大きな自転車しかありませんでした
それが、その中間ぐらいのタイヤサイズのもの、
つまり今頃の普通サイズの自転車が「ミモレ」が発売され始めた頃だったのです。
なので「うどん焼き ミモレ」と言えば、
それはやや大きめサイズのうどん焼きという意味なのです
それを説明してあげると
門徒さんは、目からうろこが落ちたと、とても喜んでいました
おそらく間違いないと思いますが、
どうしても真相を突き止めたい方は、
まだ閉店しても、どなたかお店の方がいらしたので
直接尋ねてみて下さい。
妻に確認すると
やはり私と同じ答えでした
アラフィフの方なら、「ミモレ」はすんなり理解できると思います、はい。