家族 解けた高校時代の謎

高校の先輩は、今教員をしておられ
年に数回飲み会でご一緒するのだが
昨日は当時のある先生についてのかねてよりの
疑問をぶつけてみた

その疑問は、当時の国語の先生が出した夏休みの宿題の
意味がいまだに分からないことだ

その宿題とは、数百字位の短い文章が
いくつも載っているテキストを渡されて
その1つずつの文章を誤字脱字なく書き写し
それを切手を貼った返信用の封筒と一緒に先生の自宅に送れ!
という宿題であった

訳わからんと思いながら
それでも書き写して送ると
はがいましいことに、どこかここか間違っていて
添削されて戻って来るのである

仕方ない、やり直し。
そうやって何度かやりとりしたところで
大して進むはずもなく、やがて夏休みが終わる
二学期が始まり、その宿題について先生が何か言うものと
思っていたのに、結局一言も触れなかった

なので30年経った今も記憶にあり
先輩に尋ねたのだ
帰って来たのは、意外な答え。

え!知らんの?
あの先生切手マニアだったんや。

そやって手紙のやりとりするだけで、珍しい切手がひょっと
手に入らんかというだけなんやと。

唖然!やっと変な宿題の謎が解けたと思ったら
先生のちょっとした教育的職権乱用でしたわ

なんでも謎は解くもんでないな