明日は、お祥月命日に檀家さんがやってきます。
ということで、長持ちしたお花ですが、生けかえました。
今年のお盆に、十六年ずーっとお世話になった
花屋さんが閉店しました。
花屋のおじいさんは「わしは五十年花屋した」と
豪語しましたが、もう十分だということで幕を引きました。
それから私は新しい花屋さんを探すのに苦労しました。
檀家さんに店を紹介してもらってはお試しを繰り返しました。
そしてとうとう出会ったのです！おそらくちょっとやそっとで
閉店しそうにない店を。紹介してくれたのは山崎さんです。
「そこはね、8時半開店前から人が並んで黙々と
戦々恐々とした雰囲気の中で、お花や野菜を物色するのよ」
とおっしゃる。え〜どんなとこなんだ？
それはＪＡ（農協のふれあい市場）です。
しか〜し。十六年間佛花を買い続けたトホホ住職の敵
ではなかったのです。初めてその「ふれあい市場」に行った時、
見知らぬおばちゃんが、「若いのに買い慣れとるの！」と
言ってくれました。
は〜ぁ他人の花の買い方にしゃしゃくを焼くとは、ここは余程の
つわものどもの集まりか？と思いました。
とにかく涙が出るほど安いこの花屋。農家のおじちゃんおばちゃんの
作ったまっすぐでない菊とかいろいろですが、もうめっちゃはまってます。
それで、できた作品がこの写真でＲ。
