法事 面白い社長がいるんですねー

毎週月曜日は子供たちと「カンブリア宮殿」見ています。

学校や教科書の勉強をしても
最終的にはお仕事をするためですから、
現役の社長さんの現場の生の声を聞くのは
とっても子供たちにも興味を引きます。

そして村上龍さんのコメントに
触れるのもいい勉強になります。

何しろ「13歳のハローワーク」ですからね。

今日の社長は広島市に本社を置く「21」の
平本清さんでした。

今この会社のホームページには
アクセスが殺到していてとってもつながりにくくなっています。

そりゃそうだろうなーと思います。

今の世の中でみんなが苦しんでいる会社のシステムを
根幹からひっくりかえしているようでしたから。

社員にノルマなし、管理職なし、ボーナスはおよそ500万円。

んな、アホなー。

そのかわり、社員専用のネットで
全従業員の給与明細から個人評価までが公開されているのです。
異議申し立ても十分できるそうです。
なんでもやましくないから、オープンにできるんだそうです。

やましいことばかりなので、不透明なことが多いこの世の中で
なんとも痛快な会社でした。

村上龍も最後に「今日は本当に楽しかった。それと社長に取材の
挨拶に行った時に、『僕(平本)が困るような質問をどんどんしてください、
社員のためになるから』と言われた社長は初めてでした」と語っていました。

分かる気がします。

お坊さんが困る質問をどんどんしてもらわないと
お坊さんだけの世界に沈み込んでしまって周りが見えなくなるからです。

お寺もどこまでオープンにできるか?

そこにお寺の将来がかかっている気がします。