法事 クリキンディーに学ぼう!

今日は徳島のお寺に法話に出張でした。

こんな暑い中、来てくれる方は
いるのかな〜?

少し心配でしたが、
いつもよりたくさんの方が
いらっしゃってました。

そこのお寺の本堂には
冷房はなく、扇風機が回っている
だけです。

それでも、二時間半にわたって
座って聞いている方々に、
しゃべっている私の方が頭が下がりました。

冒頭のクリキンディーとはアマゾンの原住民に
伝わる神話だそうです。

それは「森が火事になったとき、森の生き物たちは
われ先に逃げましたが、クリキンディーという名の
ハチドリだけは、くちばしで水のしずくを一滴ずつ
運んで火の上に落とし、行ったり来たりします。

動物たちはそれを見て『そんなことして一体何になるんだい』
と言って笑います。

クリキンディーはそれに対して
『私は私にできることをしているだけ』
と言いました」

真冬のアルゼンチンの大氷壁
崩落するほど、温暖化が進んでいます。

アメリカや中国がやらなきゃ、いくらやっても
無駄じゃん。」と言い訳してあきらめるより
「私にできること」をした方が人生がステキに
なるような気がしませんか!?

汗だくで、ふとそう思いました。