家族 これが難しいです

昨日応援宣言した甲子園の日本文理高校

格好いい幕引きでした。

なんでって、敗色濃厚な9回ツーアウト
意地を見せました。ボクシングでいうと、
ノーガードで打ち合う感じで1点差まで
詰め寄ります。

楽勝ムードが一転し、相手チームは青ざめます。

ランナーをサードに置いて一打同点の場面
快心の当たりが金属音とともにライナーで三塁手のグラブに
おさまりました。劇的でした。

この瞬間私の頭になぜか閃いたのが、お笑い漫才でした。

お笑い漫才は今ブームですが、
いろいろなネタでもって笑わせ続けます。

最後にツッコミが、「もうええわ!」といって
相方の胸を叩いたら終了です。

あの三塁ライナーが「もうええわ!」に
見えて仕方ありませんでした。
「もうええわ!」というより、
「今日はこのぐらいで勘弁しといたるわ」
と負けてなお啖呵を切っているようでした。

勝った方も決して高上がりはできないでしょう。
そこがほんものでいいのです。

それまで散々、ひやひやさせたり
興奮させたりして最後にカッキ―ン!
ゲームセット!!

ボケとツッコミの共同作業、勝ったとか負けたとか
どっちでもよくて、それぞれの役割をしっかり果たして
お見事でした。

やっぱり、何を楽しむにしても
そこにドラマを楽しんでんですね。

素晴らしいオチのドラマを見せてもらいました。
ありがとうございます、高校球児さんたち。

徳成寺もドラマチックなお寺にしたいです♪