うまく行けばの話ではあるが
とうとう来春はその時期に差し掛かった
そりゃ、4年間に3人の子をもうけたのだから、
大きくなれば、そうなるのは必然だ
しかーし、
大出費するからといって
いつまでも浪人するのも
考えモノである
善導大師の二河白道の中の
「ゆかばまた死せむ、とどまらばまた死せむ
かえらばまた死せむ」という三定死(さんじょうし)の言葉が
思い起こされる
浪人も困るし
進学しても苦しいし
このままでもいられない
このにっちもさっちもいかないところで
初めてお釈迦さまと阿弥陀さまの声が聞こえる
と教えてくれるのが二河白道の比喩だ
ありがたいのやら
ありがたくないのやら…